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IKIのサービスが選ばれる“わけ”「IKIナレッジ・レポートから」

組織的な対応で高い品質水準を保つ

提供サービス基幹業務に対するアプリケーション開発保守業務

写真

和田 直仁さん
フコク情報システム株式会社 システム開発二部 経理・人事システムグループ課長

今回のお客様は、フコク情報システム株式会社です。同社は、生命保険業界の雄、富国生命保険相互会社(フコク生命)のシステム部門が平成14年4月に独立発足した会社ですが、アイエックス・ナレッジ(IKI)にとっては発足前からの十数年来のお客様です。今回インタビューに応じて下さったのは、同社のシステム開発二部 経理・人事システムグループ課長の和田直仁さんです。

仕事は丁寧で、高い対応力・順応力

ご担当の業務内容についてお聞かせください。
和田
当社は保険会社のシステム部門が独立した会社ですが、私のグループは保険業務とあまり絡まない部署です。経理・人事システムグループという名前のとおり経理システムと人事システムを担当していますが、いまIKIさんにお願いしている部分は人事システムで、人事異動や人事給与のシステムを担当していただいています。フコク生命の内勤職員の給与や異動などのシステムで、特に一般の会社の人事のシステムとさほど変わらないと思っています。
もうずいぶん以前に構築した内勤職員の管理システムを、ずっとメンテナンスしてきています。データを入力する部分などはC/S(クライアント・サーバ・システム)化してはいるのですが、メインフレーム主体で動いているシステムです。IKIさんにはホスト部分もC/S部分も両方とも担当していただいています。
IKIとの付き合いは長いと聞いておりますが。
和田
私がIKIさんとお付き合いするようになったのは、数理統計システムの業務で平成10年頃からです。私は数理統計システムがずっと長かったのですが、その後、一旦社外の業務へ出たときもIKIさんの方1名と一緒。さらにそれから戻ってきて、個人保険システムを担当したのですが、そこでもIKIさんの方がおられて一緒にやりました。それで現在に至っていますので、もう10年以上のお付き合いです。
IKIの社員の特徴、他社と違う点は。
和田
私が思うのは、仕事が非常に丁寧だと思っています。雑なところがなくて、ドキュメントなどもすごくきれいに見やすく作ってくださいます。こちらが指示したことはすぐ覚えていただけますので、対応力というか順応力などもレベルが高いと思っています。
タイプ的にはどちらかというと、ざっくばらんな人柄の方が多いですね。一緒に仕事をしていると、けっこう飲みに行ったりもします。こう言っては何ですが、ふだんから友達みたいな感じで接するようなところもあります。畏まった感じがなくて、お付き合いしやすいと思っています。
また、社風がそうなのでしょうか、人と話すのが得意な方が多いと思います。中には不得意な方もいらっしゃいますけど(笑)。全般的に話好きな方が多いので、うまくやっていけていると思っています。

業務知識の伝授・継承をしっかり

IKIに対して、改善・要望されるところは。
和田
ずっと長くやってこられている方が何人か、どのグループにもおられますが、当然、時間が経つと人が入れ替わっていきます。その際の、経験の浅い方への業務知識の伝授・継承がちょっと弱いのかなと感じています。これは、当社でもうまくできてない部分ですが(笑)。特に、急に交替というときに生産性が落ちてしまうということがたまにあります。今回も当グループで体調を崩した方がいて急に交代するということがありましたが、やはり生産性がガクンと落ちました。そういうことがないように継承がもう少しうまくできればと思います。
また、新しく来た人の場合、この業務を「与えられてやっている」という感覚が強いのか、積極的に業務に入ってこようとしない傾向が見受けられます。そこはやはり担当業務として、「これは自分たちのシステムだ」という感覚で積極的に加わってきてほしいと思います。かつての担当者の中にはガンガン積極的に入ってくる方もおられました(笑)。
仕事のやり方もだいぶ変わってきたところもありますが。この点はしっかり受け止めていただきたいと思っています。そのベースがあれば、こちらからの依頼や説明の話にしても、効率的に運ぶことができると思います。積極的に入ってきてもらえば、わからないことを自分で吸収することもしていただけると思っています。
何かおかしいと思ったら当然意見してもらって結構ですし、逆に言えば、疑問がぜんぜん無いというのも変です。こちらが言っていることが100%だということはあり得ないことで、変だと思ったときはちゃんと変だと言っていただいたほうが当社のメンバーとしてもやりやすいのです。
IKIは、御社のニーズ変化に柔軟に対応できているでしょうか。
和田
すぐ、というわけにはいかないでしょうが、当社の要望に前向きに対応していただいているという状況です。現時点のニーズとしては、C/Sができる人を多くしたいということがあります。本来は当社の内部でもそれができないといけないのですが、すぐにはできないので、IKIさんにもお願いしている状況です。
御社にはメインフレームのCOBOLを中心にご支援いただいております。若い人たちはどうしても新しい言語を覚えたいということがあるので、そういう人を教育しながらシフトしていただいているというのがいまの現状です。いま、2人くらい、教育をされていますね。
できれば、両方できるという人が多くいると良いので、現在対応していただいていることで、非常に助かっています。

バグが出なければ"なぜ"の疑問持って

品質については、どういう点に重点を置いて見ておられますか。
和田
品質面の細かい点については、課長職になったこともあり、私が見ることは少なくなっていますが、基本はやはりプログラム作りがきちんとできるということでしょうか。当社はかなり厳しい標準化があります。基準通りしっかりとできているか、効率の悪いものを作ってないか、というチェックから始まって、実際にテストのときには、ほとんどバグを潰しているというイメージでやっている部署が多いです。
しかし一般的にはそうではなくて、当然、テストでバグを出さないとおかしい。バグが出ないと、なぜ出ないの?しっかりとテストしているの?という話になります。当然、理由があって出ないのでしょう。簡単な案件だったから出ないとか、もう本当に潰し切って出ないというのもあるでしょう。でも、何も出ないのはやはりおかしい。出なかったら、なぜ?というのは確認します。そこはしっかりと見ていきたいと思っています。
作業工程についてはいかがでしょうか。
和田
業務要件は、私の部下であるマネージャーが細かく見ています。漏れ、といったらおかしいですが、意と反するところが若干あったりするので、そこはマネージャーから、ここはこうじゃないよ、という説明をして徐々に問題点を潰していっています。
要件定義にも一部のメンバーの方に入っていただいて一緒にやっている部分もありますので、さほどブレはないです。ただ、こちらからの要望でこういうことでお願いします、と要件をこちらでまとめて指示したときにうまく伝わらないというときも中にはあります。それはこちらの伝え方も悪いのかもしれないですが、そういうところで若干、齟齬が出ることがあります。
要件定義から製造工程以下のところではどうでしょうか。
和田
最初に言いましたけど、仕事が丁寧なので、製造工程以降の漏れというのは非常に少ないと思っています。御社のリーダーが全部チェックをかけられていますので、そこでひっかかって何回かやりとりして時間がかかることもありますが、こちらに提出されるときはしっかりとした形で出てきます。IKIさんのいいところですね。
スキルの高い人はいいものを上げてこられますが、スキルの低い人はそれなりのものしか上がってこなかったりする場合もあります。IKIさんは組織的に一定の水準にして仕上げてくる。そういうところが受け入れられている要因だと思います。

連携のコミュニケーションはスムーズに

御社やユーザーとのコミュニケーションについてはどうでしょうか。
和田
コミュニケーションは特に問題ないと思っています。リーダーはリーダー同士、担当者は担当者同士でそれぞれ常に対応しています。普段から積極的に会話をし、作業を進めていますので、大きな問題はないと思っています。
ユーザーとのコミュニケーションもしっかりやっていただいています。この前もサブリーダーの方に一緒にユーザーの人事部に行ってもらい、業務内容について具体的に話を聞いてきたりしています。また、テスト結果をユーザーに提出したときにも、その結果に対して、どういうふうに見るのですよと説明をしていただき、ユーザーに納得、理解していただきました。このように、一緒に行って説明してくださいと言えばちゃんと説明していただけます。そのせいか、IKIさんとユーザーと当社との連携は良く取れていますし、信頼も厚くなっています。
保険の商品は次々新しいものが出ていますが、生命保険業務ならではの苦労は。
和田
新商品といっても、システムは古い商品のロジックがずっと残りますので、若い人だろうと何だろうと、そこから全部わかってその上で新しいものを追加していくようにしないといけません。新商品しか知らなかったので、というのではシステム障害になってしまいます。商品はどんどん変わりますが、システムはどんどんそれを累積していっているのがいまの基幹系の業務システムの形です。そういう難しさはあるかもしれません。
古いロジックの入ったプログラムに新しい商品のロジックを追加するのです。そうすることでどんどんプログラムの機能や、データベースの項目も膨らんでいきますので、やはり全部わからないとダメですね。
商品の複雑性に対応するために当社に望まれることは。
和田
確かに、同じ生保でも会社が違えば商品(保障内容など)が違いますし、システムの作りもぜんぜん違っています。応用がきく部分はきくのでしょうけれども、どちらかというと各社独自という形になっています。複雑な商品も多数ありますので、内部の人間でさえ難しい部分もあります。IKIさんにある程度入ってもらってやっていただいているのですが、先ほども申し上げたとおり、知識の伝達というか伝承というのがうまくできないと、このシステムはかなり難しいと思います。各グループのリーダーの方には新しく入ってきた人に対して知識の伝承はしっかりとしていただけると、こちらとしても非常に助かります。
本日はいろいろといいお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。今後とも、長いお付き合いを是 非お願いします。

富国生命殿向けシステム開発経歴

1991年から1993年
個人保険システムホスト機移行
新契約システム再構築
・要件定義からCOまで
1993年から1996年
経理システム再構築
・基本設計からCOまで
1996年から1999年
Bグループ保険システム再構築
・基本設計からCOまで
1999年から2003年
人事業績・給与システム再構築
・要件定義からCOまで
1998年から現在
富国生命殿基幹業務アプリケーション保守


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