顧客の利便性向上とコスト削減のための新システム構築にあたり、Amazon Web Services(AWS)を採用しました。

導入前の問題点・導入の目的

株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント様では企業向けの採用適性検査サービスを提供されています。
現行システムでは、顧客である企業からのレポート出力依頼に対し、オペレーションによる出力および納品作業を実施していました。新システムでは、顧客から直接レポート出力を可能とすることで、顧客の利便性向上を目指すとともに、社内でのオペレーションコスト削減に繫げるという点がポイントとなりました。
新システム構築にあたり、インフラストラクチャには顧客からのアクセス増減に応じたシステム構成であることが求められました。

AWSを選択した理由

AWS採用の決め手となったのは、（１）柔軟性、（２）運用コストの削減、（３）当社での開発実績があったことの3点です。
柔軟性としては、顧客からのアクセス増大に対して、オートスケーリング機能によってサーバーを追加して負荷分散し、アクセスが少ない場合には、サーバーの数は最低限で稼働するという、利用状況次第でスケールアップ／スケールダウンを手軽にできる点が、採用適性検査の繁忙期・閑散期があるという特徴とマッチしていました。
運用コストの面も大きなメリットがありました。スケールアップした場合はその分費用がかかりますが、通常時は必要最低限のサーバー構成で済むため、運用コストも必要最低限で済みます。
また、当社内の他案件でもAWSでの開発実績があったため、株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント様へも自信を持ってご提案することができました。

 

本システムでは、AWSの以下のサービスを利用しています。

 

  • Amazon EC2
  • Amazon S3
  • Amazon RDS
  • Amazon Route53
  • Amazon CloudWatch
  • Amazon SQS
  • Auto Scaling
  • Elastic Load Balancing

結果/メリット

AWSを採用したことで、初期費用を抑えて開発ができました。また、運用費用についても抑えることができており、狙っていた効果を達成できたことについて、株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント様にご評価を頂いております。今後の顧客増加に対しても、柔軟に対応できると考えています。

 

※Amazon Web Services、AWS、およびその他のAWS商標は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。